江戸時代末期に、現在の飯塚市・桂川町・嘉麻市内の30数社の神職によって嘉穂神楽が立ち上げられ、域内の各地の神社で奉納されていました。上臼井日吉神社でも神主により嘉穂神楽の奉納が行われていました。
明治時代になると、神職が減少し各神社のお祭りが同日に実施されるようになったため、次第に舞われなくなっていき、大正時代には他の神社では氏子も参加して神楽が舞われるようになりましたが、上臼井日吉神社では氏子には引き継がれず、神楽の奉納が途絶えていました。
昭和28年に、氏子5名で上臼井日吉神社神楽座を組織し、桂川町の土師老松神社の神職による指導のもと、1年数か月の稽古行い、昭和31年に上臼井日吉神社で神楽が奉納され、それ以来、元旦祭などの節目の祭りでの神楽奉納や他神社での神楽奉納などを行っています。
お宮日当日は最後に直会(なおらい:祭りの終了後に、神前に供えた御饌御酒を神職や参列者の方々で戴くこと)を行い、飲食をともにします。
お宮日(秋祭り)の行事の後に奉納する神楽の舞い手と楽方の担い手を募集します。
◎練習
・日時:令和5年9月9日~10月14日の毎週土曜日19:30~21:30(2時間)
(派遣決定後の土曜日から練習に参加していただきます)
・場所:上臼井日吉神社
◎お宮日当日
・日時:令和5年10月19日(木)18:00~23:00
・場所:上臼井日吉神社
◎注意点:まず舞い方を覚えてもらった上で、楽方を担ってもらいたいと考えています。楽方・神楽道具の製作だけの申し込みはできません。
◎募集締切:令和5年9月30日(土)